こんにちは、キミです。
「ルール通りにエントリーした途端に、なぜかエントリーとは逆に相場が動くことが多い!誰か後ろから見てるんじゃないの!?」
こういう経験はFX初心者なら誰でもあると思いますが、いかがですか?
もしFXトレードをする時にエントリーした途端に逆行することが多い場合は、FXの環境認識ができていない可能性が高いです。
FXで安定して勝ち続けるには、正しい環境認識が必ず必要なんですね。
「そうかもしれない。でもFXは環境認識が大事とは聞くけど、実際どうすればいいかやり方がわからない。。。」
この記事はそんな方へ向けてFXの環境認識をするためのコツややり方をお伝えします。
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FXにとって環境認識が重要な理由
そもそもFXの環境認識とは何でしょうか?FXの環境認識とは、現在の相場がどのような状況にあるのかを分析することですね。
【FXの環境認識とは】
現在の相場がどのような状況にあるのかを分析すること
ではなぜ、現在の相場状況を分析する必要があるのか?それは、自分のトレードルール・手法が合致するところでトレードするためにトレードシナリオを立てる必要があるからです。
例えばあなたが「フランス語を使って仕事をしたい!」と企業のニーズも調べずに無鉄砲にアタックしたところで雇ってはもらえませんよね?就職活動をする前に、フランス語を利用できる企業を調べなければいけません。
FXの場合も一緒です。自分のトレードルール・手法が合致するところでエントリーするには、まずは今の状況を調べて自分の手法を適用できる可能性を見つけなければいけません。これがトレードシナリオを立てるということで、そのために必要なのがFXの環境認識なのですね。
ではFXの環境認識は具体的にどうすればいいのか?FXの環境認識をシンプルにするために抑えたいポイントと環境認識のトレーニング方法をお伝えします。
FX環境認識のポイント&トレーニング方法を知ろう
ここまででFXの環境認識がトレードシナリオを立てる上で必要ということは理解していただけたと思います。特にFX初心者は難しいと敬遠しそうなFX環境認識ですが、慣れてしまえば意外に簡単!
以下のポイントを毎回チェックして、環境認識をトレーニングしてくださいね。
FX環境認識は長期足から順番にする
水平ラインやトレンドラインなどは、より大きな長期足で効いてるものが短期足のチャートでも効いてきます。だから長期足のチャートのトレンドや意識されているライン・価格などを確認する必要があるのです。
この時点で目立ってロウソク足が止められているところに水平線を引いたりして、サポートラインやレジスタンスラインも把握しましょう。長期足で効いてくるラインは、短期足でも意識されるので、わかりやすく太めのラインにするなどしてくださいね。時間足ごとにラインの太さを変えたり工夫するといいと思います。
【サポートライン&レジスタンスラインとは】

サポートライン:相場が下落から上昇に反転するポイントを水平線で結んだもの(下値支持線)
レジスタンスライン:相場が上昇から下落に反転するポイントを水平線で結んだもの(上値抵抗線)
時間足ごとにシンプルなチャート分析をする
FXの環境認識は、長期足→短期足の順番で確認していきます。
ですが、もしあなたが1時間足でトレードする場合は、環境認識は月足・週足・日足・4時間足・1時間足まででOKです。1時間足未満の足に関しては、エントリーの際にタイミングを取るためには使用しても、FX環境認識には必須ではありません。
まずは長期足順番に、ロウソク足がよく止まっているラインを引いてみましょう。
王道のツールを使って時間足ごとの相場のトレンドを確認する
チャートの向こうには世界中のトレーダーがいて、彼らの思惑が形になったのがチャートです。ですので、多くのトレーダーと同じ目線にたって環境認識をする必要があります。
それぞれの時間足の相場のトレンドを確認するには、移動平均線・ダウ理論・水平線などを使用することがお勧めです。もちろん、あなたが一目均衡表など使用するならそれでもOKですが、分析ツールはなるべく世界中の多くのトレーダーが意識している分析ツールやインジケーターを使った方が機能しやすいのでお勧めです。
【毎回使うインジケーターは固定にしよう!】
FXの環境認識を行うごとに「今回は移動平均線を使おう」「今日は一目均衡表がいいかな」などと使うインジケーターを変えてしまっては、一貫した相場分析もできません。
視点は固定することが大切なので、毎回環境認識や相場分析に使うインジケーターなどは固定しましょう!
自分の手法でトレードを実施するためのトレードシナリオを立てる
長期足から順番にFXの環境認識をして、それぞれの時間足のトレンドが確認できたら、これから相場がどういう動きをしそうなのか?いくつか仮説を立ててトレードシナリオを立てましょう。

例えば、1時間足で毎回トレードしてるとします。
「今は1時間足が上昇トレンドになっている。だから、押し目を待って移動平均線の20MAで反発したら買いエントリーしよう」などです。
以下、具体的なシナリオの立て方をご紹介しますね。
FX環境認識の時間足ごとの具体的なシナリオ設定例
では、長期足から短期足の順番に環境認識をしてみましょう。
今回は、水平ラインやトレンドライン、ダウ理論を使って環境認識・相場分析を行います。
FX 週足の環境認識

まずは月足や週足からですね。1日以上〜1週間またはそれ以上など、長いスパンでトレードをするスイングトレードをするなら月足も見るべきです。ですが、もし日をまたがずに1日でトレードを終えるデイトレードなら、週足からの確認でいいと思います。
ロウソク足が上げ止められていたり、下げ止められていたりするところにラインを引きます。またここにロウソク足が来た時は、跳ね返される可能性が高いからですね。
今の週足の相場で確認できるのは、2回上値更新をトライしたけれども上へ抜けられずに落ちてきて1904.45のラインで少し反発したということですね。ここからまた上げていくか?ラインを超えて下げていくか?
FX 日足の環境認識

今は1945.45まで一気に落ちてきたあと反発し、ジグザグとレンジになっています。上に行きたい!下に行きたい!の両方の思惑が拮抗しているところですね。
でも全体を見ると、1945.45の下でレンジを形成していたのをブレイクして2070.41まで上げて、そこから半分ほど下げたものの、まだ上昇相場と見れますね。
FX 4時間足の環境認識

4時間足は現在は高値を切り下げています。直近の谷はその前の谷の安値を上回りましたが、それでも下降相場と見れますね。このまま上へ行くのか?下のラインを割っていくのか?様子見ですね。
FX 1時間足の環境認識

1時間足では高値も安値も切り下げているダウ理論が成立して、下落トレンドですね。でも、右斜め下向きに引いた、高値を結んだトレンドラインの上値を更新してきています。
このまま上げていって直近高値を超えて一旦下落トレンド終了か?そうなると、1979あたりまでは行きそうかな?もしくはトレンドラインの内側にまた戻ってきて直近安値を更新し、下落トレンド続行?そうなると1904.45までは行きそうかな?それとも横ばいにジグザグか??
と、ざっくりとですが、このように推測できます。
そして、例えばですが
「1979.97まで来てトレードルールの条件を満たした段階で売りエントリーしよう。そうでなければ見送りだな」というふうにシナリオを立てます。
【シナリオ立て】
環境認識をして相場のトレンドを確認
+いくつかの可能性の仮説を立てる
+自分のルールが合致すれば買いOR売りでエントリー
何度もトレーニングを積めば次第にサクッとできるようになっていきます。
日々チャートを見てFX環境認識トレーニングを積んでくださいね!
FX環境認識の上達のコツは毎日の習慣化
FXの環境認識のスキルアップを目指すなら、毎日10分間でも継続してチャートを見る習慣をつけましょう。
環境認識ができないと、いくら優位性の高い手法を持っていたとしてもその効力は半減してしまいます。
例えば、トレンドで効力を発揮する手法なのに、環境認識ができずにレンジ相場で使ってしまっては負けばかり。「なんだ!先月はこの手法で勝ちまくったのに、もう利かないじゃないか!」と環境認識ができておらず適切な手法の使い方ができていないのが原因なのに、手法自体が機能しなくなったと勘違いしたり。。。そしてまた新たに聖杯探しを始める。。。
この負のループにはまらないためにも、ぜひFXの環境認識はトレーニングして身につけてくださいね。
FXは環境認識ができるようになると、一気に負けが減り勝てるようになりますよ!
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