FX必須知識

FX水平線の正しい引き方・使い方・トレード手法とは?

こんにちは、キミです。

FXではみんな必ずチャートに水平線を引くと思いますが、「この水平線の引き方であってるのかな?」と疑問に思いながら水平線を引いてる人も多いですよね?

わたしも以前は何となく効いてそうな水平線を引いたりしていましたが、そうすると、チャートが水平線だらけで見づらくなるわ、結局エントリーポイントがわからなくなるわで全く使いこなせていませんでした^^;

でも水平線は、正しく使えばFXの勝率もアップしてくれるとても有効なツールです。

この記事では、正しい水平線の使い方や引き方をお伝えしますね。

 

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FXトレードにおいて水平線を引く意味とは?

「水平線って一体なに?」ですが、水平線というのは「レート(価格)」です。

水平線=レート(価格・相場)

このレートである水平線は、世界中のFXトレーダーが使用しています。ただ注意して欲しいのはこの水平線だけをエントリー根拠にFXトレードをするのではなく、他の根拠も合わせて使うことがおすすめです。

プロトレーダーの中には水平線だけでトレードをしている人もいるようですが、かなり難易度が高いと思います。

水平線はチャートをみてロウソク足がよく下げ止められていたり上げ止められていたりするところに引きますが、機能していそうなところすべてに水平線を引いてみると、その数は膨大な数になってしまいますよね?

すると、それほど有効でないところにも水平線を引いてしまってエントリーしたのとは毎回逆方向へ結局いってしまう、ということになりかねません。

もちろん、この記事では機能する有効な水平線の引き方をお伝えするのですが、水平線はトレードをするための一つの補助的なツールであって、他のツールと一緒に使うことが大切覚えておいてくださいね。

FX水平線の正しい引き方

ここまででお伝えした水平線に関することは以下でしたね。

・水平線はトレードをするための一つの補助的なツール
・他のツールと一緒に使うことが大切

ではそれを踏まえて、水平線に関してもっと細かな特徴などをお伝えしていきます。

水平線は何を意識して引けばいい?

水平線は少しでも反発しているところに引いていくと、いくらでも引けてしまいますよね。ですが、重要な節目ではロウソク足が何度も反発します。そういう世界中の人が意識するところに水平線は引かなければいけません。

では、重要な水平線とは具体的にどういう所に引ける水平線なのか?それは、以下になります。

【重要な水平線が引ける場所】

・高値と安値の価格
・過去に何度も反発している水平線サポートラインやレジスタンスライン)
・トレンド転換ライン(トレンドが転換する押し安値、戻り高値)

それぞれ説明していきますね。

高値と安値

時間足によってもちろん高値と安値は変わりますが、5分足チャートを見ているなら、今開いているチャートで現在のレートの位置から見て過去の目立つ高値や安値に引きましょう。

インジケーターにしろ水平線にしろ「よく使われるもの」「目立つもの」というのは世界中のトレーダーがそれを意識して見ている可能性が高いということです。

例えば、買いでエントリーしていたとします。この場合、その目立つ高値のレートに反応する可能性が高いので、そこを利確目安の一つとして考えることができますね。

過去に何度も反発している水平線(サポートラインやレジスタンスライン)

過去に何度も反発している水平線は、サポートラインやレジスタンスラインになっていることが多いと思います。

こんな感じですね↓

水平線は、反発した回数が多ければ多いほど重要度が高くなります。なぜなら、何度もその水平線で反発するということは、それだけ多くのトレーダーが意識その水平線を意識しているということだからですね。

次にその水平線レートに来た時も反発する可能性が高いですし、もしくはその水平線で反発せずに超えたら(ブレイクしたら)再度そこまでロウソク足が戻ってきて反発し、押しや戻りが入りやすくなります。

トレンド転換ライン(トレンドが転換する押し安値、戻り高値)

トレンド転換ラインというのはすごく重要です!なぜなら、そのラインがトレンド転換の指標になるからです。

押し安値というのは以下です↓

直近の最安値ともいえます。この水平線を下回らない限りは上昇トレンド継続とみなされ、この水平線を下回れば「一旦は上昇トレンド終了」となります。上昇トレンドが崩れたのであって、下降トレンドが始まったわけではないのでここは注意してくださいね!

戻り高値は逆ですね↓

直近の最高値といえます。この水平線を上回らない限りは下降トレンド継続となり、この水平線を上まれば「一旦は下降トレンド終了」となります。上昇トレンドに転じたわけではないので注意です。あくまで「一旦は下降トレンドが終了したね」となります。

トレンド転換ライン(トレンドが転換する押し安値、戻り高値)はトレンドの継続を判断するために重要なラインとなります。ここには必ず水平線を引きましょう!

水平線の正しい使い方・トレードへの活かし方

ここまで水平線の引き方をお伝えしてきました。どういうところに水平線を引けばいいのか、理解していただけたと思います。

では、チャートに引いた水平線はトレードにどう生かせばいいのか?それは以下になります。それぞれお伝えしますね。

【水平線の正しい使い方・トレードへの活かし方とは】

・FXトレードのエントリー判断時
・FXトレードの利確の目安
・FXトレードのエントリーの見送り時

FXトレードのエントリー判断時

エントリー時の使い方には2点あります。

水平線反発を狙う

先ほど、「多くのトレーダーがみている水平線は意識されるから、そこで反発しやすい」とお伝えしましたね。機能している水平線では、一旦ロウソク足が反発したりすることが多いです。その現象をエントリー根拠に使います。

ただ注意したいのは、その水平線で反発したからといっていきなりエントリーしないことです。

その水平線で反発したからといっていきなりエントリーしないこと!

なぜなら、一度反発しても再度その水平線を超えていくことも大いにあるからなのですね。

ではどうやってエントリーに使えばいいのか?ですがそれは、ライン反発後に「ダブルボトムやダブルトップなどのトレンド転換サインを確認」してからエントリーしたり、あなたがもしインジケーターを使用していれば、インジケーターで反転サインが確認できればそれも反発エントリーの根拠を補完するものになります。

こういったトレンド転換のサインが確認できれば、その水平線で反発したと解釈できます。水平線で反発したからといっていきなりエントリーせずに、トレンド転換のサインを待ってからエントリーしましょうね。

これだけでも随分と勝率が上がりますよ!

水平線をブレイクしてから戻ってきて反発するところを狙う

水平線で反発することもあれば、超えていくこともあります。(ブレイク)ただ、機能していた水平線を超えていった場合、ほとんどの場合は一度その超えた水平線まで戻ってきて、再度反発するということが起こります。

この「一度は超えた水平線に一度戻ってきて再度反発を狙う」これも水平線を使った王道のエントリーパタンとなりますので、ぜひ覚えておいてくださいね。

FXトレードの利確の目安

機能している水平線ではロウソク足の動きが一旦止まることや反発することが多いので、そこを一つの利確ポイントにすることができます。

FXトレードのエントリーの見送り時

チャートを見ていて「あ!このチャートパターンはわたしの手法ではエントリーだ!じゃ、買いをしよう!」と思ったとしても、もしも少し上に水平線があったらそこですぐにエントリー後反発下落の可能性があります。

もちろん、水平線を超えて上昇していく可能性はあります。でも、水平線があると手法通りやっても負ける可能性が上がってしまう場面ですよね?

手法通りではエントリーできる場面でも、水平線があればエントリーを見送ることで、無駄な負けを減らすこともできるのですね。

長期足で引ける水平線のほうが強く機能する

水平線を引く大切さはお伝えできたと思います。時間足ごとにもちろん、この水平線というのは変わってはきますが、知っておくべきなのは「長期足で引ける水平線の方が、短期足で引ける水平線よりも機能する」ということです。なので、水平線は長期足から引いていきましょう。

たとえば、スイングトレーダーで日足メインでトレードをしているなら月足・週足・日足の順番で引きます。

デイトレーダーでメインの足が4時間足なら、週足・日足・4時間足の順番です。

スキャルパーならでメインの足が5分なら、日足・4時間・1時間・5分足です。わたし個人的には、スキャルピングでも日足はやはりチェックしておいた方がいいと思います。なぜなら、多くのトレーダーが注目している時間足だからですね。

一つコツですが、水平線を引く際は各時間足に引く水平線を色分けしておくと、後からチャートを見た時にわかりやすいのでおすすめですよ。

同じ色だと水平線の強弱がわからなくなってしまうので、時間足ごとの水平線がわかるように色分けしましょう。

水平線が完璧に機能するとは限らない。ゾーンで見る意識を持とう

これは最後に注意点ですが、水平線は必ずしもピンポイントで機能するとは限りません。なので、ゾーンで捉えるようにすることが大切です。

水平線は必ずしもピンポイントで機能するとは限らないからゾーンで捉えるようにすることが大切

どうしても水平線を引くと、「そこに当たってから反発するだろう」「まだ若干当たってないから反発しないだろう」と特にFX初心者の時はピンポイントで捉えがちなんですね。

ですが、FX証券会社によってチャートも違うし、ピンポイントでその水平線が機能すると考えてしまうのは危険なのですね。

ですので、水平線はあくまで「この辺り」ゾーンや幅といった感覚で捉えておきましょう。「この辺まできたら反発するか注意してみておこう」このくらいのアバウトさがFXトレードには必要です。

「いやいや、まだちゃんと反発してないし」と細かく神経質になってしまうとFXトレードがさらに難しいものになってしまうので、少しファジーさも取り入れて臨機応変に!

水平線の場合は、あくまで「ゾーン」で捉えてトレードに生かすようにしてくださいね!

まとめ

水平線は色々な使い方がありますが、水平線に関してまず行って欲しいことは以下です。

長期足から自分が見ている基軸足まで、目立ってロウソク足が止められてるところに引く

これをすることで、レジスタンスラインやサポートラインが自然とわかってくるでしょうし、止められることが多いから利確参考ポイントにしよう、など使い方がわかってきます。

その中で、自分なりにトレード根拠に取り入れて上手に活用していってください。水平線は世界中のトレーダーが使っている=トレードに生かすことができる大切な指針になります。他のインジケーターなどと組み合わせてトレード根拠を強固にして成績アップに活用してくださいね!

 

 

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