こんにちは、キミです。
FXでは「トレンド相場が2割。レンジ相場が7割」と言われます。そして、
「レンジ相場はスルーして2割のトレンド相場で大きく稼ぎましょう!」とも言われますよね?
でも7割もあるレンジ相場をスルーするなんてもったいない!
レンジでもFXトレードをして、利益を狙っていける方法をお伝えしますね。
そもそもレンジ相場とトレンド相場を見分けることができている?
FX初心者の場合、すでに出来上がった過去チャートを見て「ここはレンジだった」というのは簡単ですが、実際に動いているチャートの状況で「今はレンジだな」と判断するのが難しい、という方も多いですよね?
【レンジ相場とは?】
わたしも昔は「ここはトレンドだ!」と思って自信を持って買いエントリーしたら「レンジの中で動いていて、エントリーした時にはレンジの上限だった;ー;」
なんてことがよくありました。
レンジ相場と一言でいっても、FXには5分足のチャートや1時間足、日足のチャートと時間軸がことなったチャートがたくさんあります。
「一体、どの時間軸を基準にすればいいの?」
「全部の時間足でレンジ相場になるなんて、めったにないよね?ならば、レンジの手法はどういうもので、どの時間足に使えるの?」
などたくさん疑問が湧いてくると思います。
まずは、レンジの判断基準についてお伝えしますね。
FX レンジの判断基準とは?
FXには、5分足や15分足などの短期足。1時間足や4時間足などの中期足。週足や月足などの長期足があります。それぞれの時間足でレンジの信憑性が変わりがちです。
以下はわたしが目安にしているレンジの判断基準ですが、参考にしてみてくださいね。
1分足〜15分足:レンジになってもヒゲも多かったり、値幅が狭かったりするため、トレード判断にはあまり重要視しない。(※マルチタイムフレーム分析でのエントリー時は使用しています)また、そもそもレンジの期間が短いため、オンタイムでレンジと判断するのが難しい。
1時間足〜日足:これらの時間足でレンジが確認できたらエントリーの目安にする。
週足・月足:これらの時間足でレンジが確認できでも、あまりトレードエントリーには使用せず、主に環境認識に使用する。(現在はレンジのどのあたりにいるのか?上限・下限などを確認して、その付近でのトレードは避けるため)
FXのレンジの判断や利用方法はトレーダーによって変わるでしょうが、わたしは時間足ごとに、このようにレンジの利用判断の基準を持っています。
では実際に、レンジが形成されたとオンタイムで判断・見極めをするにはどうすればいいか?を次にお伝えしますね。
チャート形成時のレンジの判断・見極め方
過去検証の相場を眺めてレンジを判断するのと、動いているチャート上でレンジを判断するのとでは、後者の方が難しいのは想像できますよね?
いくら過去チャートでレンジがわかっても、トレードをしている時にレンジが判断できなければトレードに生かせず意味がありませんので、ここではチャート形成時のレンジの見極め方をお伝えしますね。
レンジかも!?と判断するにはまず3点をチェック
レンジは主にここでは、横ばいのチャート。水平線が2本引ける状態でその間をジグザグと推移するレンジを例にお伝えします。
以下の場面のように、3点が形成されたら2点を結んで横に引けた水平線を、もう一点にも水平に引きます。これで、もし3点目から下落してきて4点目で跳ね返されたら、タイミングをとってエントリーです!簡単ですね♪

水平線できれいに反発してくれればいいですが、なかなかきれいに反発してくれないことも多いです。なので、レンジに引く水平線はピンポイントで考えるのではなく「ゾーンでとらえる」これが大切です。

だいたいこの辺りで反発したら、ダウ理論やインジケーターの助けをかりてトレンド転換すると判断できたらエントリーです。
レンジで使える具体的レンジ手法
さて、お待ちかねのレンジ手法です!これはどの時間足でも使える手法ですが、1時間足以上の値幅がある時に使うとそこそこ利益を伸ばせるのでいいと思います。
具体的なレンジ手法は以下です。

1、2、3点をつけてレンジ相場と判断できたら、トレンドラインを引きます。そして、そのラインをロウソク足の実体で抜けた後にエントリーです。
この場合は、利確はレンジの上限で損切りが下限ライン少し下ですね。もっと安全を見ていくなら直近最安値に設定がいいと思います。その際、損切り幅は広くはなりますが、ロットを調整すれば損は限定できますね。
この手法は簡単ですが、環境認識もマルチタイムフレーム分析もいらないし、高確率で利益を狙えるレンジ手法になります。
ぜひ検証して実際に使ってみてください!
レンジで何度も反発してたらエントリー時は要注意!
レンジ形成はもちろん横ばいの水平線以外に、チャネルラインの間を推移するものもあります。

【チャネルラインとは?】
要するに、2つのラインの間を、一定の間隔で行ったり来たりしている相場がレンジ相場ですね。
レンジ相場を見つけたら、ラインを引いてそこで反発を判断したらエントリーでいいのですが。。。もしラインで何度も反発している場合は注意が必要です!
ラインで何度も反発している場合はエントリー時は要注意!
何度も反発しているということは、そのラインの間でエネルギーが動き「上にも抜けられない、下にも抜けられない!」とフラストレーションが溜まっている状態ととれます。
わたし達も、どっちつかずの状況に置かれたらストレスが溜まり、どこかで爆発しますよね?
女性が「今週末デートできるの?」と聞いても彼は「週末までにこの仕事が終わればいけるけど。。。」火曜日、水曜日、木曜日と同じ質問をしても「明日までわからない」なんて言われたら「もーいいわ!友達とランチ行ってくる!」と爆発!なんてw(いい例えが浮かばずすいません^^;)
レンジも上なの?下なの?どっちなの!?と何度も反発してるとフラストレーションのエネルギーが溜まり、ある時点でどちらかに一気に抜けるんですね。
で、FX初心者の時ってなぜかそういう時に限ってエントリーしちゃって、エントリーした途端にいきなりデッカく含み損を抱える。。。みたいなことが起こるんですよね。ほんと不思議ですけどね。
昔は「誰かわたしに恨み持ってる奴が後ろからわたしのトレード見て嫌がらせしてるんちゃうか!?」なんて思いましたがw
ですので、レンジを発見したのはいいけど、ラインで3回以上反発している時は注意してくださいね。相場をよく見極めた上でエントリーしましょう!
レンジ相場が起こりやすい場面
また「そもそもレンジはどういうところで発生しやすいか?」を知っているとレンジの見分けがしやすく、早めにレンジと判断できる可能性が高いです。
ですので、レンジが起こりやすい場面の以下をぜひ覚えてくださいね。
【レンジが起こりやすい場面】
・トレンド発生後の調整場面
・トレンド転換が起こる手前
過去チャートを見ていただくと気づくと思いますが、レンジが起こる箇所は主に「トレンド発生後の一時的な調整場面」もしくは「トレンドが上昇から下降、下降から上昇に転じる直前」が多いです。

なぜなら、トレンドが発生してグッと大きく相場が動いたあとは、放出したエネルギーを回復しなければいけません。そのエネルギー回復の場面が調整になり、この場面でレンジが発生することが多いです。
またトレンド転換時は、例えば一方的に下落してきた相場が今度は上昇しなければいけないとなります。すると、ここでも大きなエネルギーが要りますよね?

わたし達も、走って坂を下っていた後、いきなり今度は坂を登ることはできません。下りのスピードを一旦落としてから登り始めますよね?相場も同じなんですね。
ですので、以上の2点の場面でレンジが発生することが多いのですね。
ぜひ過去チャートを眺めて、以上の2点を確認しておいてください。
まとめ
これまでのまとめです。
・3点つけたらレンジと判断できて、4点目でエントリーが高確率で利益を狙える
・レンジはピンポイントではなくゾーンでとらえよう
・ラインで何度も反発があったらエントリー時は要注意
・レンジ相場はトレンドの調整時とトレンド転換時に発生しやすい
・レンジの具体的手法は4点目反発&トレンドライン抜けでエントリー
です。
以上を過去チャートで検証し、実際に取り入れてレンジ相場でも利益を上げていってくださいね!
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